ファーストウッドは、 一人ひとりの“人間力”に支えられています。その現場で働く一部のスタッフを紹介致します。
Person Vol.2
Y K設計部 部長
私の所属するプレカット事業本部 CADセンターは、主に飯田グループホールディングス系列の分譲住宅メーカーから意匠図（平面図や立面図）を受領し、木造住宅の骨組みとなる構造躯体の図面を作成する業務を行っています。 プレカット専用のCADソフトを使い、パソコン上で図面を作成します。 意匠図に記載されている形状や寸法を参照し、立体的な構造を作っていきます。 作成したデータは、プレカット工場の加工機にデータを転送し、工場ではそのデータを基に木材をプレカットしていきます。
元々、飯田グループホールディングスのグループ会社で設計職に就いており、木造戸建住宅の図面を書いていました。他のメンバーへの指示や業務管理において、当時の経験を活かすことが出来ています。 私の所属する部署は、専門職のようなイメージがありますが、これまで全く経験がなくても、木造住宅や建物の構造に興味があって入社してきた人もいます。 設計やＣＡＤの業務が未経験の人でも、知識をつけて現在は立派に仕事をしている人も多いです。 個人差はありますが、大体3ヶ月ぐらいで作図ができるようになっています。
この業界は女性の割合も多く、仕事の現場では男女の区別はありません。意匠設計や構造設計、CADを使って図面を書く業務では女性の方も活躍しています。 私は学生時代から建築学科で学んでおり、図面を書く仕事に就きたいと思っていました。なので、就職活動もその業界を狙いました。職場の雰囲気は、一言で言うと和気あいあいで、メリハリがあるといった感じでしょうか。 業務においては、様々な部署と関わって仕事をしていく必要があります。当社は、ざっくばらんに意見交換ができる環境で働きやすいと思います。自分が興味を持ったことや、やりたいと思うことがあり、それが会社の意向と沿えば、希望を叶えてくれる風土があります。 つまり、希望や熱意によって、仕事や経験の幅を広げる機会を会社は与えてくれるということです。
CADを使った構造図の作成では、海外へのアウトソーシングもおこなっており、業務を進めるにあたって海外とのやり取りも発生します（中国、ベトナム等）。その図面を日本でチェックし、進捗管理のマネジメントもおこなっています。やりとりは主にＷＥＢ上でおこない、現地の日本語を使えるスタッフとやり取りするので、特に英語ができないとだめ、と言うことはありません。このように、海外との人たちとグローバルに仕事ができることは、とても楽しいことだと思います。これから社会人になろうとしている人達には、自分が、腰を据えてやっていきたいと思う仕事を持てるようになって欲しいです。仕事は長く続けるものなので、自分のやりたいことを追求し、その道のプロになっていくことが重要です。もちろん、その職場が好きかどうかも重要なポイントになると思います。会社選びや仕事選びの過程で、自分が好きなことはなんなのか？自分に合っている分野はどこなのか？を真剣に考え、その上で、社風や雰囲気を聞いて、ここで頑張ろう！と決意できる会社や仕事を探してください。設計やCADオペレーションの仕事は、長く続けていける仕事でもあるので、長く働くことで経験を積み、その道のプロになっていって欲しいと思います。 是非、当社で経験を積み、その道のプロになって、やりがいを見つけて下さい。
