当社が保有する「集成材」「LVL」というエンジニアリングウッドを活用した新しい建築工法を開発し、当社グループが建築する住宅の性能・機能等の向上に寄与するとともに、非住宅建築分野への展開を図るツールも開発中です。
在来木造向けの「木製組立梁」「木造中大規模建築工法」「独自の換気空調システム」の開発に取り組んでいます。
在来軸組工法向けにファーストプライウッド製【スギLVL】を使ったロングスパン「組み立て梁/Fビーム」 を開発中です。(特許出願中)
① 他樹種に比して強度に劣るものの、曲がり反りが小さいスギLVLを活用、梁せいを大きくして構造性能を確保しつつ、
ウエブ部材の間隔をあけて配置することで材積増加を抑制。
② ①の形状により階間空間が連通化、配管・配線の横引き容易化、階間空間を活用した換気空調システムの導入などの副次効果を創出。
③ 梁せいを各階1種類にし、天井石膏ボード直張にして野縁を大幅に削減(木工事軽減・工期短縮)。
④ 構造ビスのみでの組み立てで強度確保、既製の組立梁でよく使われている接着剤を用いない → 組立の容易化。
在来軸組工法ベースで、4F建て対応アイテム・開口部確保アイテムを開発中です。