ファーストウッド 購買部は当グループ向けの木材流通の窓口業務を行う購買課と木材を海外の生産拠点から輸入する海外事業課を持ち、飯田グループの住宅木材の安定供給を行っています。
年間50万㎥を越える木材の仕入れ量を確保するために、国内はもちろん、北欧・ロシア・北米の生産企業との交渉や調整を行い、良質な木材を安定的に仕入れられる体制を構築しています。
輸入した木材は加工・製品化し、日本全国の工場へ出荷、安定的な供給につなげています。
購買課では、発注元であるプレカット工場からの受注データを独自の受発注管理システムにより管理・運営しています。
受注製品の在庫照合や、各生産工場への生産発注、製品の納期管理などを行っています。
各生産工場の稼働状況を管理できる生産管理システムの導入により、製品の在庫状況や生産予定などを把握し、販売先への納品予定をきめ細かく管理することで加工工程に合わせた納品を実現しています。
木材製品の生産を計画的に行っても、販売先への供給が正確になされなければ、加工の遅れ等の原因となり、円滑な住宅建設が維持できません。
当社では、独自のロジスティックシステムを構築し、オンラインで配車の管理を行うことで全国の施工現場へタイムリーに木材製品をお届けしております。
ファーストウッドでは、国内外合計で年間50万㎥(40ftコンテナ11,000台相当)の木材を仕入れています。
国内仕入れだけでは補えない、良質でコストパフォーマンスの高い木材を確保するために、北欧・ロシア・北米などの海外生産企業からの輸入を積極的に推進しています。
遠く文化も異なる海外の生産企業からの輸入には、木材のクオリティや配送時の管理がとても重要です。
当社では木材の輸入取引に際し、直接現地法人を訪問し、生産工程や、出荷時の対応状況等を厳しく管理しています。
優良な木材をより安価に仕入れるために現地法人とのきめ細かいコミュニケーションを図っています
当社の主要販売先である飯田グループホールディングス関連企業の住宅供給数は年間46,000戸。
その他工務店との取引を加えると年間約50,000戸に相当する建築木材を安定供給しなくてはなりません。
そのためには、常に新しい輸入先の開拓と輸入コストの削減を追求していく必要があります。
海外に構築してきたネットワークとノウハウを最大限に活かして、これからも新規取引先の開拓を続けていきます。